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VSD for GPS


目次

  1. ダウンロード
  2. 概要
  3. インストール・初期設定手順
  4. 使用方法
  5. 画面表示説明
  6. 簡易ラップタイム計測
  7. スキンファイル別の解説
    1. レースモニター機能 (race_monitor.js)
    2. ストリートビュー合成 (streetview.js)
  8. スキンファイルの作成
  9. ログファイルリーダ プラグインの作成
  10. Q&A
  11. 使用ライブラリのライセンスに関する表示

概要

機能概要

VSD for GPS (以下,VSD) は,GPS データロガーで記録したログファイルと,車載ビデオカメラの映像を合成してメーターを合成表示 (スーパーインポーズ) するソフトです.主に以下のような機能があります.
  • スピードメーター・加速度の合成表示
  • タコメータ・ギアポジション・アクセル開度の合成表示 (※ログにデータが有る場合のみ)
  • 地図 (OpenStreetMap, Google マップ) の合成表示
  • 走行ラインの表示
  • 簡易ラップタイム計測・表示
  • Google ストリートビュー上で GPS ログを再生
  • レース動画に全車ラップタイム,全車走行位置表示を行うレースモニター機能
  • これらの表示・画面デザインをユーザが自由に作成可能なスキン機能
読み込み可能なログファイル形式は,以下のとおりです.
  • NMEA-0183 フォーマット
  • *.gpx フォーマット
  • KML (Google マイマップ,Android の My tracks)
  • LAP+ / Lap+Android 用ログファイル *.dp3 *.dp3x 形式
  • Android アプリの Torque Lite ログ
  • DriftBox / PerformanceBox の *.dbn
標準で読み込めるログは以上ですが,ログファイルリーダ プラグイン (JavaScript) を自作することで,事実上どんなログ形式でも読み込めます.

VSD は,フリーの動画編集ソフトとして有名な AviUtl のプラグインモジュールとして動作しますので,別途 AviUtl が必要です.

動作確認環境

  • Windows7 SP1 (x86, x64) / Windows10 (x86, x64)
  • AviUtl v1.00
  • Torque Lite 1.1.49
  • GPS機器: PhotoMate887 (ログ記録周期: 5Hz・10Hz)

ダウンロード

★ダウンロード前に必ずお読みください★

  • スキンスクリプト開発者様向け:r777 からスキンスクリプト内でログデータを参照する方法が変更されました.これによるエラーを回避するために,こちらを参考にスキンスクリプトに Include() を追加してください.
  • メーター合成後に何も設定せずに動画を保存すると,動画ファイルサイズが巨大になり,時間もたいへんかかります.
    動画保存時は必ず圧縮コーデックの設定をしてください.詳細は「メーター合成した動画を保存する」を参照してください.