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ストリートビュー (streetview.js)車載カメラがなくても,GPS ログだけで車載動画 (っぽい) 映像を作ることができます.また Google マイマップで作成したルート (KML) もリードできますので,この場合 GPS ログも必要ありません.(Google マイマップの KML リード時は,速度は 60km/h に固定されます) ストリートビューの画像は (おそらく) 約 10m 間隔で撮影されているので,実時間で GPS ログを再生してもカクカクの動画になってしまいます.また,Google 側の制約により,ストリートビュー画像の取得は 25,000枚/日に制限されており,これは 30fps の動画で 14分ほどの動画しか作れません.したがって,上の動画のような hyperlapse (早送り) のような映像を作るのに適していると思われます. AviUtl での再生時は,Google サーバから画像を取得する関係で,約 7.5fps でしか再生できません. 使用方法
倍速設定についてのヒント上で説明されたとおり,GPS ログ再生倍率が低すぎると,連続した複数フレームが同じ画像になり,結果としてカクカクした動画になります.理想的な動画は,毎フレームが違う画像になり,なおかつフレーム間の距離が長すぎない (倍率が大きすぎない) 倍率であると言えます.最適な倍率は GPS ログの速度とストリートビューの画像の撮影間隔距離によって決まり,以下の式で求められます.
最適倍率 = ストリートビュー撮影間隔[m] * 108 / 速度[km/h] Google マイマップで作成した KML リード時は時速は 60km/h 固定であり,またストリートビューの撮影間隔は 10m と思われるため,最適な倍率は 10 * 108 / 60 = 18倍 ということになります. 実走行 GPS ログの場合は,そのログで最も長い時間現れる時速に合わせて倍率を決定すると良いと思われます.
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